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「ロバロバカフェ・夏の古本市」に参加します!


「ロバロバカフェ・夏の古本市」
2009年8月22日(土)〜9月2日(水)
<参加店>
booby bookstall、BOOKONN、book pick orchestra、古書モダン・クラシック、とらんぷ堂書店、パビリオンブックス
(ちょこっと参加)
a2g+(books)、olio books、Willow River Books Service、福田利之



オンライン古書店を中心に選ばれた素敵なお店ばかりですので、BOOKONNも見劣りしないようにがんばっていい本を厳選して持っていきます。ヴィジュアル・ブックが多めになる予定ですが、いろいろ持っていきます。ロバロバカフェの古本市は、客としては2・3回行きましたけど、参加するのは初めてなんですよね。毎回、見たことのない本に出会える素敵な古本市ですので、ぜひいらしてください。また近づいてきたら、持っていく本とかここで紹介していきたいと思います。

ちょうど今、そのロバロバカフェで、おもしろそうなイベント「レトロ印刷展」をやっていたので行ってきました。いろんな方々がつくったミニコミやポストカードなどが展示販売されています。



これ、トランプなんですけど、13種類の絵柄がすべて違っていておもしろいです。ちょっととぼけた味のあるイラストが素敵。drop aroundさんというデザイン・ユニットの作品です。




旅先でみつけた包装紙や領収書などをコラージュしたミニコミ。テキストなしのコラージュ作品集。
このテイストどこかで見たことがあるなと思っていたんですが、これでした。↓




旅先でみつた紙モノの実物がクリップでとめられています。とても魅力的な本です。ただ集めたものをとめただけなのにと言うべきか、何も手を加えていないから魅力的なのか。これは2年ほど前にロバロバカフェで買ったんですが、どちらもオギハラナミさんがつくったものです。オギハラさんがつくったミニコミは、他にもあと一冊持っているので、ちょっとしたファンですね。

「レトロ印刷展」もオススメのイベントですが、古本市もいらしてください。ロバロバカフェは、マスキング・テープやミニコミも充実していて、いろんな出会いのあるスペースです。ロバロバカフェのある経堂は、個人的に大好きな古本屋もありますし、あまりよく知らないけど好きな街です。植草甚一が住んでいた街でもありますしね。古本市の時にまた来るのが今から楽しみです。
本の紹介 - -
お知らせ2つ

東京に出てきて2ヶ月ちょっとになりますが、はじめてバタバタしてます。今までが暇すぎたので、やらなければいけないことが重なるとちょっと焦ります。と言いつつ、いろんなところへ出掛けているので、勝手にバタバタしているだけかも。出掛けていると言っても、展覧会と古本市がほとんどですけどね。
展覧会もおもしろいのがいくつかあって、ここで紹介したいんですけど、わざわざ書くほどでもないかなとか思ってたら、なかなか書けなくなってしまいました。世田谷文学館の「堀内誠一展」では、松田青子さん福永信さん長島有さんに偶然お会いして思いがけないトキメキがあって、いろいろ書きたいことはあるので、気が向いたらまた書きます。


とりあえず、お知らせを2つ。
●「早稲田古本村通信」というメルマガで連載をはじめました。
「関西の店主たち」という連載で、店主(店長も含む)にスポットを当ててお店を紹介していきます。1回目は、恵文社一乗寺店の堀部篤史さんを取り上げました。メルマガってなかなか読者のリアクションが伝わりにくメディアだと思っていたんですが、既にいろんな方々から感想をもらっていて、ちょっと驚いています。ぼくの気のせいかもしれませんが、結構好評のような気がします。よかったらごらんください。
http://archive.mag2.com/0000106202/20090722001915000.html

●雑誌『SAVVY』でBOOKONNがプロデュースする古本屋「三人の本棚」を取材していただきました。
7月23日発売の『SAVVY』9月号にて掲載。サイトにも載っけてもらってます。
http://savvy.jp/newshop/fashion/2_1.html

上の写真は、内容と関係ありません。
「本人」ってプラカードがおもしろかったので撮りました。
お知らせ - -
ZINE'S MATE

開催前からちょこちょこウワサを聞いていて、いざ開催されたらスゴい盛り上がりをみせたイベント「ZINE'S MATE」へ行ってきました。
二つの会場に分かれて開催されているのですが、まずはシャネルやブルガリが入っている高級テナント・ビルの方から。出店者はギャラリーが多く、ジンというよりギャラリーがつくったアート・ブックといった印象を受けるものが目立ちました。海外の出版物も多く、はじめてみるものも少なくなかったです。不思議だったのが非売品のものがけっこうあったこと、欲しいものに限って非売品だったりしたのが残念。この会場で印象に残ったのは、福岡発のアート・カルチャー誌。単純にカッコイイなと思いました。ボリュームのわりに値段も手頃。倉敷発のフリーペーパー『クラッシュジャパン』なんかもそうだけど、地方の雑誌やフリーペーパーにスゴいのがたまにあります。知らないだけで、まだまだ地方にカッコイイものがあるのかもしれません。

もうひとつの会場がある裏原へ。道路まで人が溢れる大盛況ぶり。会場内も当然スゴい人。できるだけちゃんと手に取って見るようにしましたが、ゆっくり見れず見逃してるものもあったと思います。こちらは、手づくり感満載で個人の情熱がたっぷり詰まったジンも多くありました。こっちの会場も、上品なアート・ブックばかりだったらどうしようかと思っていたけど、その心配はなかったようです。
ジンをつくった方とコミュニケーションがとれて、直接買えるのもこういったイベントの醍醐味です。買ったジンにサインをもらったりもしました。ずっとお会いしたかった野中モモさんとお話しできたのがとても嬉しかったです。主催者のひとり、ユトレヒトの江口さんとも少しお話して、イチオシのアホアホZINEもおしえていただきました。

どこからどこまでをジンと定義するのかが難しい問題ですが、つくり手がジンだと言えばそれがジンなのかなと個人的には思ってます。紙切れ1枚に手書きでなにかを書いたものでも、豪華なアート・ブックでも、つくった本人がジンだと言えばそれは否定しようがない。逆に、つくった本人が「これは立派なオレの作品集だ!」と言い張っても、他人がジンだと思えばそれもまたジンだということ。
ただ、制作に関わった人数が多くなればそれはジンとは呼べない気がします。多くの人が関われば関わるほど、濃度が薄くなるんじゃないかと思っています。すべて一人つくったものに勝るものはないと思っていたし、今回いろんなジンを見て改めてそう感じました。

ぼくもなにか無性につくりたくなってきたので、来年はブースを借りて出店者にまわりたいと思います。江口さんにも「来年は出ます!」とアピールしておきました。
一箱古本市もそうだけど、出店者にまわる方が絶対楽しいと思います。動力は必要ですが、それを上回るだけのトキメキがあるはずです。プロ・アマ問わず、みんながジンをつくればいいのになと真剣に思います。極端な話、紙とペンがあればジンはつくれます。それをコンビニでコピーすればいいだけですし、実際、近代ナリコさんがつくっておられる『モダンジュース』も最初はコンビニでコピーしてつくっておられました。
個人的に心惹かれてしまうのって、チープなものだったりします。チープだけど熱い想いが詰まってるものって最強です。お金がないからコンビニのコピーもカラーでやる踏ん切りがつかない。で、モノクロにしよう、、、と思ったけど、思いきってカラーにしちゃえ!って感じでつくったものってホント素敵です。

今回のイベントは「多様性」というのがキーワードになるかと思います。実際に買ったものも、お金をかけてつくったアート・ブック〜コピーしたものをホッチキスでとめただけものまで様々です。豪華なアート・ブックばかりだと当然つまらないんですが、全部が全部コピー機で印刷されたものばかりだと、それはそれでつまらないと思うんですよね。買ったジンは後日紹介していきます。

※ここではあえてジンという言葉を使いましたが、ジンもミニコミもリトル・プレスも基本的に同じ意味だと考えています。
日記 - -
外市無事終了。ありがとうございました。

外市が無事終了しました。来てくださったみなさま本当にありがとうございました。雨が心配だったんですが、まったく降らなくてホントよかったです。
できる限り会場にいて、レジにも立たせていただきました。お客さんが、どんな本を手に取るなど、行動をじっくり観察するのも楽しかったです。不思議とみなさん同じ本を手に取り、棚に戻すことが多かった。いろいろ興味深く拝見していました。
大判の本も比較的多く持っていったのですが、あまり大判の本は動かなかった印象です。また秋ごろの外市に参加したいと考えているので、いろいろ勉強になりました。その時には、もっとお客さんに楽しんでもらえるようにできればと思ってます。たぶん、11月の外市かな?

どの出店者さんも、みんな独自のセレクトで、ぼくも客として楽しみました。実際、けっこう買ってしまいました。あまり見かけないデザイン書からアホアホ本まで幅広く買わせていただきました。
写真の真ん中が、魚月さんの棚で女子2人でやられているんですが、個人的には毎回楽しみにしています。実は、この前ここで紹介した『ヨーロッパの有名店 買物事典』も、前回の外市で魚月さんから買いました。今回も、たばこのパッケージなど紙モノや雑貨が充実していておもしろかったです。次も期待しています!
日記 - -
明日から外市!
7月4日(土)、5日(日)は、古書往来座で外市です。
天気が心配ですが、雨天決行です!良書をかなり安くして、たくさん持っていくのでぜひいらしてください。
http://d.hatena.ne.jp/wamezo/20090623

その外市の準備など、諸々の用事で、いま大阪に来ています。ついこの前まで住んでいいた場所へ、よそ者として来るのは不思議な感覚です。気のせいかもしれないけど、見える景色が微妙に違っていて新鮮です。
一昨日、友だちに連れられて昭和の香りがするカラオケスナックへ行きました。そこのママは、いかにも大阪ならではのノリで心地よいのだけど、しばらく味わってなかった感覚だったので、最初は戸惑いました。途中、会社帰りの団体さん男女7人が入ってきて、これまた古き良き昭和の香りがプンプンする人たちで、上司のおっさんが若い女性社員の腰に手をまわしてデュエットしたり(女性社員は全然嫌がってなくて、おっさんの腕を自分の胸にグイグイ押し当てていました)、若い男性社員が場を盛り上げるノリノリの曲を歌ったり。なんか絶滅したかと思われたシーラカンスを発見したかのようで楽しかったです。大阪には、まだまだこんな人たちがウヨウヨいるんですね。ノー天気な感じは好きだけど、ちょっと心配な気もしてしまいました。

お知らせ - -
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