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やっと手に入れた写真絵本。『イエペさんぽにいく』

金柑画廊のイベント等で、サイトの方をほったらかしにしてたんですけど、「写真絵本」の特集をアップしました。



イエペさんぽにいく』という写真絵本をご存知でしょうか?
『イエペはぼうしがだいすき』は新刊でも入手できますが、『イエペさんぽにいく』は絶版であまり見かけません。ぼくは探すのに3年もかかりました。あまり特定の本をずっと探すということはしないんですけど、人から頼まれた本だったのでずっと探していました。
そして、やっと見つかって、探してほしいとお願いされた方に連絡しようとしたら、連絡がとれない。。。
そんなこんなの事情で、今回の特集をやろうと思った次第です。(Fさん、これ見てたら連絡ください)




いい絵本なのに、なぜ『イエペはぼうしがだいすき』は再版を続けて、こっちだけ再版しないのか不思議に思います。



一つだけ残念なのが、最後のカットです。
「ゆうがた こんどは おとうさんと さんぽしたんだ。たのしい にちようびだったよ。」とテキストがあるんですが、夕方に撮影されていなかったのか、無理矢理着色された写真になっています。それまで、とても良い流れできていたのに、最後がスゴく手抜きのような印象を持ってしまいます。もしも、昼間に撮影された写真であっても、「そのあと こんどは おとうさんと さんぽしたんだ。」とすればなんの問題もないはずなのになぜ、「ゆうがた」にこだわったのか理解できません。
もしかしたら、著者もこの絵本の終りかたが気に入ってなくて、再版したくないのかも? なんてことも考えなくもないです。



ちなみに、これサイン本。
本の紹介 - -
メリーゴーランドの「小さな古本市」は、世界で1番ヘンな古本市だ!
メリーゴーランドの「小さな古本市」に参加させていただきます。
今回が2回目で前回も参加させていただきましたが、この古本市はホントにヘンですよ。なにがヘンて、人選がおかしい。前回は、羽良多平吉さんと荒井良二さんも参加されてました。今回は、スタイリストの伊藤まさこさんが出品されます。次回はどんな人が出すのか気になります。宇野亜喜良さんや谷川俊太郎さんが参加する可能性だってゼロではないからスゴいです。
予想外の人が出品した本が、予想外にショボいなんてこともあるのでおもしろいです。去年は、羽良多平吉さんが出品していた本に、おもいっきりズッコケました。かっこいいデザイン書が並ぶと思っていたら、どうでもいい絵本ばかり。。。そんなユルさも魅力だと思いますし、行って自分の目で確かめたいと思わせるだけの魅力のある古本市です。
ぼくはちょっと行けそうにないけど、お近くの方は絶対に行っていただきたいですね。こんなヘンな古本市は、他では絶対にありえないですから必見です。




○開催日:2009年10月10日(土)・11日(日)・12日(祝月)
○時間:10:00〜19:00
○会場:寿ビル5F メリーゴーランドとギャラリーギャラリーの公共スペース
   600-8018 京都市下京区河原町通四条下ル市之町251-2 寿ビル5F
   075−352−5408(メリーゴーランド京都 担当,三野 協力,扉野)

○ミニ・ライブ:吉田省念と三日月スープ 10月12日 15:00スタート 投げ銭ライブ

○出品いただく方々

アトリエ箱庭
http://www.haconiwa-k.com/

伊藤まさこ

岡崎武志堂
okatakeの日記
http://d.hatena.ne.jp/okatake/

文壇高円寺古書部
文壇高円寺
http://gyorai.blogspot.com/

海文堂古書部
海文堂書店
http://www.kaibundo.co.jp/

貸本喫茶ちょうちょぼっこ
http://www.geocities.co.jp/chochobocko/

GALLERYGALLERY

古書コショコショ
子子子屋本店
ガケ書房
http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/


古書善行堂
古本ソムリエの日記
 http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/

とらんぷ堂書店
http://www.oct.zaq.ne.jp/afaai707/tr.html

トンカ書店
http://www.tonkabooks.com/

FORAN

BOOKONN
中嶋大介
http://www.bookonn.com/bookonn.html

古本オコリオヤジ
daily-sumus http://sumus.exblog.jp/

増田喜昭
子どもの本専門店 メリーゴーランド http://www.merry-go-round.co.jp/

moshi moshi (モシモシ)
http://moshimoshi1234567.googlepages.com/

りいぶるとふん
トビラノラビット

吉田省念と三日月スープ
http://mikazuki.yoshidashonen.net/
お知らせ - -
みちくさ市、手創り市、キアズマ珈琲、最後はアミ。


昨日は、雑司ヶ谷で開催される「みちくさ市」へ行きました。この「みちくさ市」に来るのは2回目ですが、前回同様にすごい良い天気でした。前回は予定が詰まっていてゆっくり見れなかったんですが、今回はじっくりと商店街の雰囲気も味わいながら楽しみました。商店街の両脇に古本が並んでいて、味わいのあるお店や多く、ブックマーク・ナゴヤの一箱古本市にちょっと近い印象を受けました。東京でもこういった雰囲気が味わえると知れて嬉しかったです。
昼ご飯をとった中華屋も良かったです。豚の角煮がのっかった不思議なラーメンがおいしかったし、店の雰囲気も気に入りました。



近くの神社で「手創り市」も開催されていたので、そちらへも行きました。こちらもたくさんの人で賑わっていて、神社の境内になぜか駄菓子屋が。普段も普通に営業してそうな感じでした。なんで神社に駄菓子屋があるのか不思議。



金柑画廊のイベントを一緒にやっている、手塚さんも「AZTECA BOOKS」として「みちくさ市」に出店されていて、いろいろお話しできました。その手塚さんにおしえてもらった喫茶店がこの「キアズマ珈琲」。建物自体は古いんですけど、外観も綺麗です。格子戸がアート作品のようで、なんとなくデ・ステイルっぽい。店内も落ち着いたいい雰囲気になってました。ちょっと休憩のつもりで入ったんですけど、この日会う約束をしていたナンダロウさんから電話があって、ここで会うことに。けっきょく2時間半ほどここに居ました。

この後「みちくさ市」の片付けを軽く手伝って、打ち上げに同行する。「アミ」という居酒屋に行ったんですけど、普通の一戸建てを居酒屋にしている不思議なつくり。さまぁ〜ずの番組で紹介されたり、最近出版された小説の舞台だったりして、地元ではちょっと有名な店のようです。
たくさんの不思議に出会った、なが〜い一日でした。
レポート - -
羽良多平吉、今竹七郎、カール・ゲルストナー、そしてアホアホ本。

今日、金柑画廊に本の補充に行ってきました。
2ヶ月間と会期がながいということもあるので、会期の後半に何かおもしろいことができないかと相談もしてきました。まだ詳細は決まっていませんが、10月25日にちょっとした催しをやります。アホアホ本のスライドショーをやることになりそうです。いろんな方々に楽しんでいただけるように、今からネタを仕込みます。また詳細が決まったら、ここでお知らせします。



アホアホ本をちょこちょこ追加しましたので、一度来られた方もぜひまたいらしてください。某高校の傑作卒業アルバムもありますよ。あと、小学生の女の子によって書かれた自由帳など、プライベートな本を今日追加しました。こういった本は、単行本では絶対に載せられないし、ブログでも載せるのをためらってしまうようなネタなので、ぜひこの機会に見ていただきたいですね。



デザイン書なんかもいろいろ追加しました。こんな感じです。ちょっと棚が空いていたんですが、びっちり埋まりました。また連休中にもう少し追加します。



真ん中の『グラフにしのみや'67』は、まったく冴えないもっさい表紙ですが、中のデザインは暴れてます。なんとこの冊子のデザインは、関西デザイン界のパイオニア・今竹七郎が手掛けています。面出ししておかないと、絶対に素通りされてしまうと思ったので、入口すぐの棚の目立つところに置いてます。そして、その下には今竹七郎の作品集を置いているので、今竹七郎を知らない方はそちらも見ていただければと思います。
左は、羽良多平吉がデザインの雑誌。右は、カール・ゲルストナーのめずらしい著書。
自分で並べたんですけど、羽良多平吉今竹七郎カール・ゲルストナーが入口に並んでいるというのも、なんかスゴいな。
しばらく金柑画廊に居たんですけど、その時にたまたま通りがかりで入って来られたおばさんは、アホアホ本の棚の前で呆然としておられました。目に飛び込んでくるのは、ありえないようなふざけたタイトルの本しか並んでないんですから、そりゃびっくりするでしょうね。ぼくだって、たまたま入った古本屋がこんな品揃えだったら「なんか間違った世界に来てしまったのかな」と思って自分の目を疑うでしょう。なので、そんな方のためにも「簡単な解説を付けなきゃ」と痛感しました。たぶん、これまでにもびっくりされた方がたくさんおられたんだと思います。びっくりさせてしまった方々スミマセンでした。入ってまず、羽良多平吉、今竹七郎、カール・ゲルストナーと来て、アホアホ本ですからね。普通の古本屋だと思って入ったら頭がおかしくなるので気を付けてください。


金柑画廊のイベントとは関係ないんですけど、明日は鬼子母神通りで「みちくさ市」があります。「my neighbor's books」にも参加されている手塚さんがAZTECA BOOKSとして出店されます。ぼくも客として行きます。
お知らせ - -
「my neighbor's books」今日から11日間連続営業
金柑画廊で開催中のイベント「my neighbor's books」ですが、今日から11日間連続営業です。9月25日まで休みなしで開けます。
棚もちょっとすいてきたので、19日(土)に補充に行きます。連休中にもどこかで補充に行こうと思っているので、25日までに2回は補充します。デザイン書を中心に補充する予定ですが、展示用(非売品)のアホアホ本もいろいろ追加します。


「my neighbor's books」
2009年9/3(木)〜10/30(金)の、木曜日〜日曜日。
営業時間12:00〜19:30。
ただし、祭日の9/21,22,23,10/12は営業しています。

本の出品と協力:
手塚敦/AZTECA BOOKS http://atform.exblog.jp
中嶋大介/BOOKONN & ahoaho-expo http://www.bookonn.com
森岡書店 http://www.moriokashoten.com
ArtBookChair/Sakai & Ryoji                 
企画と制作/金柑画廊 http://www.kinkangallery.com

会場:
金柑画廊/〒153-0063 東京都目黒区目黒4-26-7
電話03-5722-9061

お知らせ - -
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