イベントの概要をよく知らないまま、なにげなく足を運んだんですが、予想以上に楽しめました。
去年も開催されていて、今年が2回目ということです。友だちがこのイベントに関わっていたので知りましたが、そうじゃなかったら知らずにスルーするところでした。
絵に描いたようなサバービアな風景に、アートがまぎれこんでいる。一言でいえばそんなイベントです。なので、過度な期待を持って来られると、拍子抜けするかもしれないけど、ふらっと来ると楽しめると思います。
ここの街全体がギャラリーというコンセプトなので、ここにお住まいの方のガレージや庭に作品が展示されています。
サンルームが作品の一部になっているところもありました。
他人の家の庭に入っていくのも、ちょっと勇気がいりますが、この家の住人の方もスゴいなと思います。期間中は、いろんな人が当たり前のように入ってくるわけだし、自分家のサンルームが作品になってしまって、その間は使えないわけだし。「一箱古本市」なんかもそうだけど、地域住民の協力があってこそ実現できるイベントです。苦労も多いだろうけど、もっとこういった地域一体型のイベントが増えれば楽しいと思います。
このイベントのポスターがまた素晴らしいです。
いたるところに飾られていますが、どれも一点もの。モノクロ1色で印刷されたポスターに、それぞれ自由にペイントされていて、どれも個性的。子どもが描いたようなのも多くありました。
ユトレヒトの江口さんがリサイクルショップをやっていて、ここで良いものを買わせていただきました。けっこうアホなアイテムを買ったので、またそのうちココで紹介します。
その品々は、地域住民の方からいただいたものばかり。昭和40年代ごろから開発が進んだ新興住宅地のようで、1960年代〜70年代の品物も多くありました。イベントがはじまってから、持ち込んでくる人も多くて、品物は今後も増えそうな感じ。
けっこうおもしろいイベントなので、あまり期待せずにふらっと立ち寄れば楽しめると思いますよ。
AOBA+ART 2009
10.10(SAT)-11.03(TUE)
10:00-17:00 入場無料
会場:横浜市青葉区美しが丘二・三丁目を中心とした住宅街
www.aobaart.com